「友達の無くしたもの1人で見つけようとするのとか、すげーなって思うよ」
「……」
「名前の通りだな。純粋で真っ白」
「え、」
「名前。"ましろ"、だろ。」
胸が大きく鳴って、私は自分の頬に熱が集中するのを感じた。
好き。久世くん。
「俺も……花戸さんみたいな奴は嫌いじゃない」
……大好きなの。
数秒、久世くんを見つめてしまった。
その間にぱっちりと目が合って、「ちゃんと探せよ」と注意された。
前と後ろ、私と久世くんでピンを探して行く。
真ん中の席まで来たとき、キララと光る何かを見つけた。
久世くんがそれを拾い上げて、私に見せる。
「これ?」
桃ちゃんの笑った顔が頭をよぎった。
そう、これ。
これで間違い無いです。

