し、心臓がギュンギュンしてる。 ドキドキとかじゃない。それを超えてる。 久世くんが甘くて、保たない。 「……っかえろ!」 バッとその場で立ち上がって音楽室を出ようとする私を、久世くんはつまらなさそうな顔で見た。 「逃げた。」 「逃げてないよっ」 「逃げてんじゃん」 とか、そんな言い合いをしながら、廊下を並んで歩く。 途中、久世くんがノートを忘れたことに気づいて教室に寄ることになった。 「……あれ?久世くんカップルだ〜〜」 「2人でどこ行ってたの?やーらしー!」