君の甘い笑顔に落とされたい。


うう、お願いだからそんなに注目しないで。
これ、いつまで着てないといけないのかなぁ……。


「……ていうか茉白、椎名とはちゃんと話せたの?」


2人が同じグループの人たちのところへ行ったのを確認してから、桃ちゃんがコソッと私に聞いてきた。


『俺は、花戸さんのこと好きだよ』


文化祭の準備期間に、椎名くんに告白された。
告白なんて生まれて初めてで、頭の中はパニックだった。

桃ちゃんに相談したら『これは面白くなってきたんじゃない……?』なんて、そんなことを真顔で言ってた。


「ううん、椎名くんも実行委員で忙しそうだったから……」
「そりゃそうだよね。今も呼び出しくらってどっか行ってるぽいし」

「……うん」