君の甘い笑顔に落とされたい。


今まではクラスメイトだったから毎日のように顔を合わせていたけど、
夏休みはそういうわけにもいかない。

そりゃあ、一応?久世くんとは連絡先を交換しているわけだけれど。


「(気軽に連絡を取り合うような仲でもないし……って、)」


あれ?私、今日久世くんと一言も話してなくない?
そもそも、遠足の日に体調崩してごめんなさいって、直接謝れていないよね……!?


ガタッと立ち上がって、慌てて久世くんの席の方を見る。
でも、そこには久世くんも、久世くんの荷物も何もなくて。


もう、帰っちゃったよね……
今朝、不自然に私の方を見つめていたけれど、もしかしてそれって私の謝罪を求めていたのでは……?