でも、蒼空と付き合うとなると簡単にみんなが祝福してくれるわけではなかった。

來未のことを腹立たしく思う人も出てきて、來未はいじめられるようになった。

ところが、そんな状況にいつも静かな蒼空がキレた。

「俺が愛しい女は、來未だけなんだ。自分が気に入ってもらえなかったからって、來未をいじめるなんて人として最低だぞ!お前らなんて、一生來未には勝てないよ!!」