「いーなっ!
早速、なんか頼んでみてよっ!」

「いーよ。
…じゃあ、クッキーとジュースでいいかな?」

「うんっ!」

あたしはボタンを押し、話し出した。

「北川さん!3階、客室にジュースとクッキーお願いっ!」

【はい、お飲みの方はどういたしましょう?】

みんなに聞かなくても分かる。

見事にみんな、オレンジジュースがスキなんだ。

「んー、オレンジジュースで!」

【はい、かしこまりました。4名様分でよろしいですね?】

「OKー!」

【では、今すぐお運びいたします。】

「お願いしまあ〜すっ!」