「加藤さ〜ん!
早く衣類室に来てくださ〜い!!」

「かしこまりました。
柚お嬢様、今すぐ参ります。」

「あ゛ー!!
もう、そんな敬語とかいーから!
早くあたしをきれいにしてー!!!」

「そんなあせらなくても、20分もあればできますよ。」

「本当!?」

「ええ。」

「よかったあ〜!
じゃあ、お願いしますっ♪」

「はい。」

加藤さんは、ホッと安心しているあたしを見て微笑んだ。