―今日から2年生
そして今日は
クラス発表…



私はドキドキしながら
自分の名前が
呼ばれるのをまっていた。


「豊永は3組」



担任にそういわれた。



「亜美は?」



「7組だって」


亜美とは別々の
クラスになった。



「ぢゃあそれぞれ、言われたクラスに行け〜」



担任の声か響く。



私は亜美と別れ1人で
2年1組へ向かった。



教室の前につくと
ひときわ目立つ
生徒が1人いた。




そいつは私達の
学年の頭みたいなやつで
ど真ん中で大声で
話している。



名前は篠原 大和
頭は悪いけど
かなり運動神経がよく
ほとんどの女子が
狙っていた。