最期に出会った貴方と…

こうして私たちは友達からカレカノ関係となった。沢山喋った、沢山写真を撮って、約束もした。
12月になった。私は遂にベットから起き上がる事が難しくなっていた。翔太はそれでも毎日来てくれた。
「ごめんね、翔太」
「謝るなって…後1ヶ月で余命ぶち抜けるんだぞ」
「そうだね…でも無理かも」
「そっか…」
「翔太は生きれるといいね」
「優依…」
「泣かないでよ、私が悲しくなっちゃう」
「だって」
「最期にそんなの見たくないよ…笑って?ね…?」
「分かった」
「最期に出会った貴方と、最期まで一緒に居れてよかった…」
その顔は今まで見た中でどの景色よりも、流行りの食べ物よりも、アイドルよりも、綺麗で、切なくて、でも嬉しそうな特別なものだった。私はそのまま目を閉じた。余命ぶち抜いてやろうと思ったのに…無理だった…

「優依?優依!!」

翔太と居て私はすごい楽しかった。私の人生を彩ってくれた。ありがとう…翔太。そしてさよなら翔太。