最期に出会った貴方と…

笑う私達を医者は悲しそうな目で見ていた。余命まで持たないと言うことだろうか。それでも私は残りを翔太と過ごす。
「なぁ、優依」
「何?」
「残りの人生、俺と付き合わない?」
「え!?」
私は頭の中が真っ白になった。付き合うって…カレカノ関係になるって事だ。初めての出来事に驚いて居る私と、顔を赤らめている翔太。
「いいよ、私翔太の彼女になる」
「本当に!?」
「うん。残り短いけどね」
「やった。宜しくな」
「うん宜しく」