「こんにちは…」
と私。
「こんにちは…」
と返す彼。彼もまた入院して居たらしい。私は勇気をだして声をかけてみた。
「あの、貴方も入院してるんですよね。良ければ話しませんか?」
と声をかけた。
「え…あぁ。いいよ」
話していると、彼の名前は翔太で、彼もまた余命宣告を受けてたらしい。残り3ヶ月なんだってさ。
「そうなんだ…私は残り2ヶ月しかない…」
「まじかよ…まぁ俺も3ヶ月だけどな(笑)」
と少し笑っていう彼。何故か彼と話していると、時間が早いし、楽しかった。
「じゃぁまた明日な」
「うん、またね」
次の日も次の日も、沢山話した。でも、次の日翔太は来なかった。