黙って話しを聞いている凉さん。
一つ疑問に思うのが、
どうして凉さんに相談するといいのか。
考えていると、話を聞き終えた凉さんが口を開いた。
「そういうことか…。だから、俺を頼ってきたって訳か。」
「そういう訳。凉ならいい感じにそのセンコーの事、とっちめてくれると思ってさ。…真子チャンの事、助けてあげたいだろ?」
するとちなが思いきったのか、
「あのぉ~、矢吹さんって何してる人なんですか?」
ちなッ、よく聞いてくれた!
で!気になる職業は!?
「孝幸まだ、言ってなかったのか?」
「あぁ~忘れとった。凉は、
刑事なんだよ。」
「「えぇっ~~~~~!!??」」
刑事っ!?
こんなカッコイイ人が刑事!?
「私、てっきりエリートサラリーマンかなんかかと思ってた…」
ちなと同感。
「ははぁ~(笑)俺なんかてっきりホストかなんかかと思った~。」
大チャン!それは言い過ぎ!
…ちょっと思ったけど(汗)
そんな私達の発言を聞いて、
タケさん大爆笑…
凉さんにど突かれて、撃沈…
てか、そんなことより真子の事が大事。
でも凉さん、引き受けてくれなさそう…
「わかった。…協力する。だけど、勝手な行動に出るのは無しだからな。」
よかった~。協力してくれる。
それから、色々と今後の作戦会議。
話してみると凉さんは、意外と怖い人じゃなかったな…。


