大チャンから真子になにかあったらしいと聞いてから、私とちなは心配で仕方なかった。
居残りしてたんじゃ…
しばらくすると、大チャンに支えられて真子がきた。
真子の目は、泣いて真っ赤になっていた。私達は無意識に真子を抱きしめてた。
真子がすべて話してくれた。
私は泣くことしかできなかった。
まさかあの円山先生が、そんな先生だったなんて思ってもみなかった。
だけど、そんなことより真子を助けてあげたい。
ここにいるみんなもそう思っていた。
「まぢでそのセンコー許せんな…。」
「前、男子ん中で噂あったんだ。
円山が女子に手出ししてるって…
噂じゃなかったんか。」
大チャンがそう言った。
「真子、なんで他の先生に相談しなかったの?」
すると、真子は
「…写真…撮られたの…」
「写真?」
「うん…。下着姿の…(泣)それで、誰かにいったら、その写真、ネットで流すって…脅されて…」
「ひどッ!円山、さいってー!」
「でもそうなると、むやみに動けねぇな…。どうする?…孝幸。」
タケさんの言う通りだ…私にはどうしたらいいのか。わかんない。
すると今まで黙っていた孝幸が口を開いた。


