恋するgirl☆~永遠の愛~



(*真子side*)


今日も居残りだと言われた。
…円山先生に。


居残りは私、1人。


最初は、苦手だった教科担当の円山先生に教えてもらえるから、嬉しかった。


けど、今は恐怖に耐える時間でしかない。


そして私が居残りさせられる場所は、

二階の廊下の突き当たりにある第一科学準備室。


今も小さな机に2人並んで座って勉強している。


だけど、


「山口?どうしたんだ?全然集中できてないじゃないか…気分でも悪いのか?」


「い…いえ。大丈夫です。」


私がそう言って先生から少し離れると、


「俺がみてあげるから。」


そう言うと、私を立たせてシャツのボタンを外し手を入れて触ってくる。


「や…やめてくだ…さい…(泣)」


私は震える声で、言う。


「どうした?…触って欲しくて集中できなかったんだろ?ほら…いいだろ?」


先生の手が私の胸を揉む…

気持ちいいわけない。

触られたくない!


「やっ!…失礼します!」


私は先生を押しのけて、鞄だけ取ると、走ってその場から飛び出した。


三階へ上がる階段まで行くと、私は座り込んで泣いた…


すると、


「真子チャン?どうした!?」


顔上げると、角くんが驚いた顔で立っていた。

「ふぇ…(泣)…角…くんッ…」

角くんは、なにも言わず私に着ていたジャージの上着をかけてくれた。


「…瞳達のところに行こう。」


そう言うと、角くんは私をタロウさんのお店に連れてきた。