恋するgirl☆~永遠の愛~



誰もが、泣き出したちなにびっくりして黙っていた。


だけど、沈黙を最初に破ったのは、


「ちなちゃん。うちにおいで。」


お兄ちゃんだった。

ちなのそばに行って、優しいホッとするような笑顔でそう言う。


「ふ……(泣)、ふぇ……テルさん…」


「大丈夫。病院が嫌だったら、行かなくていいよ。だから、とりあえずうちにおいで。ゆっくり話そう。」


そう優しく囁くお兄ちゃん。
隣りでは、複雑そうな表情のタケさん。


ちなは、小さく頷いた。


「うん。……先に出てて。」


お兄ちゃんがそう言うと、ちなは1人、お店を出ていった。


「ちなっ・・・


それを追い掛けようとしたタケさんを、お兄ちゃんが止めた。


「タケ……とりあえず今は俺に任せとけ…。今のちなちゃんはお前じゃ話しができないと思う。」


「どういう事だよそれ?ちなが泣いた理由が分かってるって言うのか!?ふざけんな。ちなの彼氏は俺だぞ?……俺がちなと話す!」


キレたタケさんがお兄ちゃんに掴まれている腕を振り払う。