「いや。その必要はない。」
そう呟いた俺を一斉にみた。
「どういう事だ?」
テルが俺を見る。
「分かった。…瞳をさらったヤツ。」
―――――…
『えぇ!?』
『はぁ!?』
そりゃ驚くわな。
黒づくめの男2人でわかるんだからな。
「ったく、あいつ。絶対締めてやる。」
「おい、孝幸。誰なんだよ?
瞳チャンを誘拐した犯人。」
「あぁ、どっかの変態親父だな。」
「変態親父~??」
「あとでちゃんと、話す。」
そう言って俺はある人に電話をする。
「…あぁ、俺だ。そこに瞳がいるんだろ?…やっぱりな。今から行く。あの変態に瞳に指1本も触らせるなよ?」
言い終わると一方的に切った。
「あの…瞳は…?」
俺が出掛ける準備をし出すと、後ろから真子ちゃんが心配そうな顔つきで聞いてきた。
そうだよな。真子ちゃんもちなちゃんも心配するよな。
「大丈夫だよ。今から取り返しに行くから。」
そう優しく言うと、ちなちゃんが
「私も行きます!瞳をさらったヤツ、一発かましてやる!」
「私も行きます。」
真子ちゃんまで…。
てな訳で、テル、そして瞳の親友2人…とその連れ2人とともに、俺の大事な姫、瞳を取り返しに、ある場所へ向かった。
~*孝幸sideおわり*~


