真子もちなも先に帰っちゃって、私1人で帰る事に。
まっ、たまにはいっか。
あ、大チャンでも誘って帰ろっかなぁ。
そうひらめき、大チャンを探すけど教室にはいない。
また、体育館か一年生の教室かな?
仕方ないな、探そ。
まず、一年生の教室を見て回る。
「も~、一年生の教室多いってぇ~。
えっと、残るはあと5組かぁ~。」
5組…5組…あった!
「ちょっと失礼しますよー?あっれー、
いない。どこ行ったんだよぉ。」
「あ、瞳先輩だ♪どうしたんですか?」
「ん~?ちょっと探しものをね?…あ、そうだ、誰か角 大輝、どこか知らないかなぁ?」
教室にいる子みんなに聞くと、
どこかから、
「大輝先輩なら、さっき来てましたけど、何か用事があるとかで帰っちゃいましたよ~?」
な、何ぃ~?結局、1人で帰るんかい。
もう、いいやぁ。
「分かった~♪ありがとー♪」
お礼を言って教室を出た。
そして1人、とぼとぼと校舎を出る。


