恋するgirl☆~永遠の愛~



(*凉side*)


2人で、2人の誕生日を祝う事にした。


誕生日なんか、誰かと一緒にするとか昔の俺だったら考えられなかったな。


仕事を早めに終わらせて、待ち合わせ場所の駅前の広場に行く。


するとベンチで小さく寝息をたてている愛しい姿。


静かに隣りへ腰掛けると、可愛い寝顔を眺めた。


真子の周りだけ、ふんわりとした空気が流れている。


ストレスの多い仕事ばかりだけど、真子といると、そんなものはどこかへ行ってしまう。


真子は俺を穏やかな気持ちにさせてくれる。…恥ずかしくて、んなこと口で言えないけど。


ずっとこの寝顔を見てたかったが、肌寒くなった夜に、こんな所で寝かせとくわけにはいかない。


真子…真子と、問いかけると…


「ん…ぁ…ごめんなさい。私、つい」


慌てて目を開ける真子。
さっき、あれだけ寝顔を見てたのに、
…今気づいた。


薄く化粧してる。


婦警たちのようなコテコテした化粧じゃなく、マスカラも塗ってないナチュラルな化粧…。


化粧なんかしなくても、真子は十分綺麗だけれど。


それに、服装もいつもより大人めだ。


ネイビーのワンピースは真子によく似合ってた。


やばいくらい俺の胸は、騒いだ。


それを隠して、予約したレストランに向かう。


こんな時、何か気の利いた事を言えばいいが…綺麗だとか…


今まで、女に褒め言葉なんかかけた事なかった…言えねぇ。