凉さんの家まで帰ってきた。
凉さんはお酒のせいか、いつもより若干、甘えた感じ。
いつもあんまり、ベタベタしない凉さんが、帰ってきてからずっとソファーに座って、私の肩を抱いてる。
だからちょっと、嬉しい。
「凉さん、今日は一緒にお祝いできて、嬉しかったです。」
「俺も。…ちょっと待ってて。」
そう言って凉さんは、寝室のほうへ行った。そして、私の後ろへ来て、
「誕生日のプレゼント…」
そう言って、ネックレスを付けてくれた…ピンクシルバーのハートに小さなダイヤが揺れている。
「綺麗。…ありがとうございます。」
「良かった。似合ってる。」
思わず、恥ずかしくなって俯いた。
そして、小さく決心して顔をあげる…
でも、凉さんが顔を逸らしていた。
「ごめん。…先に風呂入る。」
「え…凉さん?」
ぶっきらぼうにそう言うと、凉さんはバスルームへと行ってしまった。
どうしたんだろう?急に。
私、何か嫌な事したかな…。
だけど凉さん、せっかく大人めの服にお化粧もしたのに…全然、褒めてくれなかったな。
頑張ったのに…。
寂しい気持ちのまま、凉さんと交代してお風呂へ入った。
香水も、とれちゃうなぁ。
ハァ…。
~*真子sideおわり*~


