「…こ…真子。」
ん…誰か私の事呼んで…ッ!?
私はベンチで眠ってしまったらしい。
目を開けると、優しく微笑む凉さん。
「あ…ごめんなさい。私、つい…」
恥ずかしいよ。こんな所で寝ちゃて。
「フッ…いいよ。寝顔、見れたし。」
「ぇえっ??」
「さぁ、行こうか。」
そう言うと凉さんは、私の手をとりゆっくり歩きだした。
未だに、手を繋ぐだけでドキドキしてしまう。
こんなで夜は、大丈夫かな…。
少し歩くと、豪華なホテルに到着した。
歩きだったって事は、お酒飲むのかな?
そして最上階のレストランへ。
何だか私にはまだ早いような雰囲気のある大人なレストランで、私は緊張ぎみ。
凉さんは慣れた様子で、私をエスコートしながら席についている。
やっぱり、凉さんって大人だなぁ…。
もちろんメニューも、凉さんにお任せした。
私には、ノンアルコールのシャンパンみたいなもの、凉さんは、白ワインで、乾杯して食事を楽しんだ。


