タロウさんは、私達の様子を心配しながら見てる。
「率直に言うわ。私、孝幸が好きなの」
いきなり。
この子すごいな。
「孝幸は優しくてかっこいいからモテるのは分かるけど孝幸は私の彼だから。」
「知ってるわ。だけど、孝幸にふさわしいのは私よ。だから別れてくれないかしら?」
「嫌です。」
ふさわしいとかそうじゃないとか、私と孝幸にそんな事は関係ない。
私と孝幸は永遠の愛で結ばれてるから…
「…そう。まぁ、後から分かるわ。
あなたより私がふさわしいって事。」
麻里絵はそう意味深な言葉を残して帰っていった。
どういう事?後から分かるって…
その後私とちなは、学校に戻った。
でも、私は麻里絵の言った言葉が気になってモヤモヤした気持ちでいた。
孝幸に会いたくなった。
会って抱きしめて欲しい。
夕方になって孝幸の働いている会社の前にいた。
何も連絡してなかった。
「孝幸忙しいよなぁ…。帰ろ…」
そう思い反対方向を向いた時、
「あれ?瞳ちゃんだ。何してんの?」
あまり会いたくなかった人…朔夜くん。
「朔夜くん…。ちょっとね。」
「もしや彼氏に会いに来た?」
「まぁね…。」
そう言うと朔夜くんはちょっと考えて、
「今からちょっと付き合ってくれない?
ねっ!いこいこ♪」
「あっ…ちょっと…」
そのまま強引に引っ張られていった。
なんなのぉ~~~~!!??
そして連れて来られたのは…
「遊園地…?」
「遊ぼーぜ♪」
それから半ば強引にいろんなアトラクションを回った。


