もう孝幸のばかぁ…知らないっ。
「孝幸お仕事頑張ってね。じゃあ。」
私はそのままマンションを出た。
何なんだろう。あの麻里絵って子。
孝幸はお嬢様って言って敬語だったし。
2人はどういう関係なの?
私はいつもヤキモチを妬いてるのに、何でかいつもと違ってすごく胸がチクチクして…
私はあの笑顔を見たくて…走った。
―――ピンポーン
…ガチャ
「瞳ぃ?どうしたぁ?」
「お兄ちゃんっ。」
いきなり泣きついてきたのに、ちゃんと抱きしめてくれるお兄ちゃん。
~~~~~~~
「どうした?孝幸と何かあったか?」
やっぱり私の事なら何でも解っちゃうんだね…。
孝幸と私の前に突然現れた女の子の事を話した。
「孝幸にくっついて離れないんだもん。
孝幸だってちゃんと言わないし。」
「厄介なのが現れた感じだな…。」
~♪~♪~♪~♪~
孝幸から電話が…
「もっしも~し♪孝幸~、うちの可愛い妹が怒っちゃってるよ~ん♪」
お兄ちゃんが電話に出てしまった!
「あぁ…あぁ…分かった。」
お兄ちゃんはそう言うと電話を切った。
「今日の夜、タロさんとこでちゃんと話すからだってさ♪あと…俺を信じろだって。」
「孝幸ぃ…」
うん。ちゃんと孝幸を信じてるよ?
このあと、私達が…離れちゃうなんてね。


