「俺のを使って下さい。 …俺、Rh(ー)です。」 そう言ったのは、テルだった。 知らなかった。テルと瞳が一緒の血液型だったとは… テルは何も言わなかったからな。 テルが看護婦さんについて出ていった。 残された俺たちは、ひと息ついた。 瞳…頑張れ。 俺を独りにするなよ? 2人で幸せになるんだからな… ~*孝幸sideおわり*~