私を見たタケさんは、びっくりした顔をした。
「ちなッ…」
「話したくて…」
「うん。俺も。…上がって」
部屋へ行くと孝幸さんがいた。
「ちなちゃん。じゃあ俺帰るわ。
タケ…しっかりな…」
そう言って孝幸さんは帰っていった。
適当に座ってると、ホットレモンを出してくれたタケさん。
私が好きなホットレモン。
ラブホの前から連れてきてくれたこの部屋で出してくれた…
夏の暑い日に出してくれたタケさん…
今思えば、笑っちゃう…だけど、あの時はほっとした。
そんな事を思い出してると、
「ちな…ごめんな。俺…。」
「私こそ、タケさんの気持ちも聞かずに拒否っちゃって…ごめんね。」
「ちな…俺のさぁ…話聞いてくれる?」
「うん。聞く。私の話も聞いて?」
「うん。ちゃんと話そ!」
~*ちなつsideおわり*~


