(*真子side*) 「真子ちゃん、こっち♪」 私は待ち合わせ場所へ駆け寄る。 「ごめんなさい。遅れて。」 響先輩が私の手を取って歩きだす。 「はぐれちゃいけないから。」 優しいな… 矢吹さんならきっと、 そっと肩を寄せて歩くんだろうな… って、私なに考えてるんだろ。 それから、先輩と出店とかを回って、花火がよく見える橋の上まできた。