私たちはベンチに座る。 「誕生日おめでとう、瞳。」 「ありがとう。」 私は、この3年間…ずっと孝幸との 約束を信じて待ってたことを、話した。 「俺も、ちゃんとした大人になって 瞳を迎えにいけるように頑張ってた。 いつも瞳を…想ってた。」 「私も。ずっと孝幸だけを想ってた…。」 「うん。瞳…好きだよ。」 「私も、大好き!」 そして、私たちは… 愛を確かめるように、深く深く… キスをした。