「孝幸ぃ私、幸せだよぉ。」
「俺も。瞳がいるだけで幸せ…」
それから、色々な話をする。
「ねぇ②、孝幸、凉さんって何を思ってるのかわかんない人だよね。」
すると孝幸は、近くにあった煙草を一本 取り出し火をつける。
それだけの仕草なのに、孝幸がすると、
ヤバいくらいかっこいいんだ。
だから、他の女の子の前では煙草を吸ってほしくない…まっ、そんなこと言えないんだけどね…。
「んー…そうだな。凉はめったに笑いもしないからな…。感情をおもてに出さないから。…でも、最近の凉はよく笑うし、何を思ってるのかも少しわかるようになってきた。」
そうなんだ…やっぱり長い付き合いだとわかるんだね。
「なんでか分かるか?」
凉さんが変わってきた理由…
「わかんない…。」
「凉は、真子ちゃんに会った頃から、変わりだした。
真子に会った頃から…
「もしかして凉さん・・真子のこと…」
「きっとそうだろうな…間違いなくガキだとは思ってないよ。瞳たちの事も。」
そうなのか…。なんか認めてもらえたみたいで嬉しいな…。
でもなんで、ちゃんとおもてに出さないんだろう。
「だったらなんで…?年の事?」
「まぁ、それもあるけど、凉はきっと、プライドというか、刑事としてのメンツみたいなのを気にしてるんだろ。」
「刑事としての?プライド?メンツ?」
「あぁ。ちょっとわかんないか。まぁ、そういうのがあって、自分の気持ちとかに素直になれなかったり、認める事ができないんだろ。」
確かに、そういうのはよくわかんない。
じゃあ、真子に望みはないの?
「それは、凉自身にしか解決できない。
刑事としての凉と、ただの男としての凉 、決めるのは凉にしかできない。」
凉さん次第ってことか…


