ある日、たまたま孝幸たちと休みが一緒になり、昼からタロさんの店で会うことになった。
店へ行くと、孝幸たちはもう来ていた。
「よぉ!久々ぁ~」
俺はカウンターに並んで座る2人の横へ自然と座った。
「あら、凉~久しぶりねぇ~♪」
「どぅも。アイスコーヒー」
「相変わらず、淡白ねぇ~。まぁ、そこが凉のいいところなんだけど♪」
孝幸たちとたわいもない話をする。
するとアイスコーヒーを差し出した、タロさんが思い出したかのように、
「…あぁ、そういえば真子ちゃんどうなったのかしら~。」
俺はアイスコーヒーを飲む。
「真子ちゃんがどうかしたの?」
タケが食いついている。
俺は興味のないふりをしていた。
「あら、ちなちゃんに聞いてないの?
あの子達、今日から夏休みじゃない?
…昨日真子ちゃん、告白されちゃったらしくてね~。断ったんだけど、向こうは諦めないって言ったらしくてね~。」
…告白された?
って俺、何動揺してんだよ。
「うっそ!で?で?」
「ん~それでね、ちょうど夏休みに入るんだから、付き合ってみたらどう?なんて、話になって~、結果はわかんないわ~。」
「まじで~?」
とその時、
「「こんにちわ~」」
「いらっしゃーい♪」
私服の女子高生2人と男子1人。
孝幸たちの彼女、瞳ちゃんとちなつちゃん、それに人懐っこい大輝だった。
彼女の姿はなかった。
俺の隣りの空いてる席に、瞳ちゃん達が座る。


