というわけで、今夜は俺のマンションで3人で飲むことになった。
凉の奴もやっと仕事が落ち着いたらしい。明日も非番らしい。
タケも朝まで飲むと張り切ってる…
「凉さぁ、最近どうよ?」
「あぁ、さすがに仕事三昧で疲れた。」
それから色々と話して飲んでいた。
ーーピンポーン
誰かきたみたいだ。ドアを開けると瞳だった。
「あれ、瞳どした?」
「ん…孝幸に会いたくなっちゃった♪」
瞳はそう言って抱きついてきた。
く…可愛いやつめ…
凉とタケがいなかったら、今すぐベットインしてたのに。
「あれ?誰か来てるの?
…あっ、今夜は3人で飲むっていってたね。私、帰ろうか…?」
「大丈夫だよ。ほら入って。」
リビングにつれていくと、
「あ~瞳ちゃーん♪一緒に飲も~♪」
からむタケ。
もちろん瞳にはジュースを飲ませる。
すると凉が、
「なぁ、2人は何で付き合うようになったんだ?たしか9つ年が違うよな。」
そうか凉には話してないな…ってか恥ずかしくて、んな事言えるか!
「ちっさい頃から、私孝幸が大好きで、孝幸が留学するのがきっかけで、告ったんですよ―♪それで、恋人同士になっちゃいました♪」
おーい瞳ちゃん、言っちゃったよ…
「瞳ちゃんは、年とか気にならない訳?
こんだけ離れてちゃ、孝幸だってほかの女が寄ってくるだろうし。」
凉はなにが聞きたいんだ?
てかそのちょっと、トゲトゲしい聞き方やめねぇ?


