鞄は突き飛ばされた時に手から放したおかげて水没せずに済んだ。
鞄に入れておいたスマホを取り出し電話をかけた。
プルルルル…プルルルル…
『もしもし、どうした?』
その声を聞いた瞬間、再び涙が溢れ出してきた。
『川に突き落とされちゃって…』
『・・・・・』
『生徒会長…』
『何て事だ…いっ‥今から行くから、そこから離れるんじゃない。直ぐに行くから』
生徒会長はそう言うと、電話を切った。
鞄に入れておいたスマホを取り出し電話をかけた。
プルルルル…プルルルル…
『もしもし、どうした?』
その声を聞いた瞬間、再び涙が溢れ出してきた。
『川に突き落とされちゃって…』
『・・・・・』
『生徒会長…』
『何て事だ…いっ‥今から行くから、そこから離れるんじゃない。直ぐに行くから』
生徒会長はそう言うと、電話を切った。