「おたくの生徒会長も階段から突き落とされたとか。ひでえヤツだよ。だから捕まえてきてやった」

「えっ…どういう事ですか?」

「生徒会長をやったのも、二階堂凛の仕業なんだよ」

「・・・・・」

まさかとは思っていた。

でも、そんな事までするとは思ってもみなかった。

私のせいだ。

私と親しくしていたから生徒会長は危険な目にあってしまった。

「とにかく、こっちにおいでよ」

男に柱の陰まで連れて行かれた。

すると、そこには人でも入っていそうな大きな白い布が置かれていた。