5日間、連続で愛ちゃんは登校した。
昨日までとひとつ違うのは、彼女が私と目を合わせなくなったことだ。
ライバルと認めてくれたのなら、光栄ですけどね。
「ねぇ、遥。今日の放課後、時間ある?」
「あるよーどっか行きたいところでもできた?」
「話したいことがあって」
この気持ちを愛ちゃんに伝える前に、遥に言うべきだった。
あの場で愛ちゃんに伝えたことに後悔はないが、順番が違ったことは申し訳ないと思う。
「オッケー。じゃぁ、お店は私が行きたいところね」
「了解っ」
遥には伝えなくちゃ。
全てを、伝えなくちゃ。
この恋心と向き合う決心が、やっとついた。
認めるのは悔しいけれど、愛ちゃんによってーー。


