結ばれない二人

お腹を空かせて私を待っていてくれる修平。
この前は肉まんを買って待っていてくれた。

このくらいいいだろう。
看病してくれたお礼だって言って、このくらいしてもいいだろう。

そう思って、コーヒーとサンドウィッチを用意した時の自分の姿が滑稽に思えて、ふと笑ってしまう。

なのに、笑いながらも新しい涙が次々あふれる。


この3日間。
眠りにつくときに修平がそばに居てくれた。
一緒に食事をして、修平は隣で仕事をして、私はその隣でテレビを見たり音楽を聴いて過ごした。
時々修平も一緒にテレビを見て、一緒に笑ったり・・・。