あまりに遅すぎると思いながらちらりとビルの方に視線を戻すと、そこには修平がスーツ姿の髪を縛った女性と話をしている姿が目に入った。
呼び止められたのだろう。
修平は女性の方を見て、何やら話しをしている。
私はなぜかその光景から目が離せなかった。
自分以外の誰かと修平が一緒にいるのを見るのは・・・何年振りだろうか・・・。
私が奪ってしまった修平の世界。
私が奪ってしまった修平の時間。
その間に修平が失ったものや、逃した物はいったいどれだけあるのだろう・・・。
呼び止められたのだろう。
修平は女性の方を見て、何やら話しをしている。
私はなぜかその光景から目が離せなかった。
自分以外の誰かと修平が一緒にいるのを見るのは・・・何年振りだろうか・・・。
私が奪ってしまった修平の世界。
私が奪ってしまった修平の時間。
その間に修平が失ったものや、逃した物はいったいどれだけあるのだろう・・・。



