私をよく理解してくれているカフェ。
体調が悪い時は、電話ではなくメールで休みの連絡を入れればいいことになっている。

今までに何度も私の休みの連絡をしてくれている修平はそのアドレスを知っていた。

「仕事、行って・・・・」
もう一度言う私。
「はいはい」
絶対に仕事に行く気がないだろうという返事をして、修平はもう一度私の髪をかきあげた。


その心地よさと、彼が隣に居る安心感に私は睡魔に襲われる。

自分の体にだけは逆らえない私。
簡単に睡魔に負けて、いつの間にか眠りに落ちる・・・。