『ピンポーン』
玄関のチャイムが鳴る音が聞こえて、私はインターフォンの方に向かう。
そこにはいつものように修平の姿。
私はカギを開けるボタンを押す。

それから用意していた上着を着て、カバンを持ち、玄関に向かう。

そこには、スーツ姿の修平が立っていた。
ビジネスバックを持ち、私の方を見つめる修平。

かっこいい。
好きな人のスーツ姿。
ラフな格好もいいけれど、ばしっと決めている姿もかっこいい。

こんなこと、絶対に言えないけど。

いつだって私は修平にどきどきしている・・・。