さて、困った。どう説明したもんか。
「簡単に言うと、あの子がメグくんをボコボコにすると言う情報を入手したのでやめてもらおうかなぁと」
「……はぁ?なにそれ」
「あはは」
「だから、誤魔化すなって」
ピシッとデコピンされて、思わず額を抑える。
「ったいなぁ。乙女の顔になんてことするの」
「乙女だって自覚あんなら、あんな柄悪いヤツにひとりで話しかけにいくなよ」
「う……それは」
メグくんのド正論攻撃に、言葉が詰まる。
だってそれは…ねぇ?緊急事態だったんだから仕方ないじゃないか。
無意識に膨らませていた頬を、ムギュッとメグくんの右手に掴まれた。
「ゆーりセンパイさぁ。なんでそんなに変人なの?」
「……ふぁ?」
そして頬を潰された挙句に振ってきた言葉は、まさかの悪口。



