君の心が聞こえる。



だって……ねぇ?

千堂恵ってそういう人だと思ってたし。


「今日は、いつもの女の子たちと過ごすよりゆーりセンパイと過ごしてみたい気分だっただけだよ」

「ふぅん。そういうもんか」

「そ。そういうもんなの」


それからベッドを離れたメグくんは、さっきまで自分がいたもうひとつのベッドに横になった。


「ギリギリまで寝るんでしょ。俺も寝るから予鈴前に起こしてよ」

「うん、わかった」


なんとも淡々とした会話だなぁ、と思った。


けど、それも悪くないかな、なんて思ってみたり。


それから昼休みが終わるまでの間、わたしはこの保健室でメグくんと静かな時間を過ごした。



***


それからまた午後の授業を適当に過ごして、放課後になった。


今日はもうメグくんは会ってくれないだろうし、帰るに限る。