君の心が聞こえる。



好き。

大好き、メグくん。



出会った頃はガラス玉みたいだったその瞳に、今わたしが映っていることはきっと奇跡だと思うの。



「ゆーりセンパイ、好きだよ」

「うん、わたしもメグくんが好き」


目を合わせて、お互いクスリと笑った。



わたしには君がいて、君にはわたしがいる。


窮屈だったお互いの世界は、もう今は広がっているんだ。




この幸せを過去の自分に伝えられたら。


そしたらきっと、メグくんを見つけたときに言えたかもしれないね。



─────君の心が聞こえる、って。




「ねぇゆーりセンパイ」

「うん?」


"俺を見つけてくれて、ありがとう。"


「ふふっ。メグくんだーいすき!」




【Fin.】