君の心が聞こえる。



さっちゃんにはあぁ言ったけど、正直緊張しすぎてそれを隠すので精いっぱいだった。


わりと街中での待ち合わせでどうなるかと思ってたけど、メグくんの顔を見たら周りの雑音を気にしてる余裕なんてない。



「ちょうどいいから、センパイで遊ぼっかな」

「はい?」


そんなわたしの緊張何て全く知らないであろうメグくんは、もう一度わたしの恰好を見た後でニコリと笑った。



「センパイって小さくてふわふわしてるくせに、見た目と性格全然違ぇじゃん?せっかくなら、見た目重視の恰好見てみたいなと思って」

「……うん?ちょっと言ってる意味が、」

「てことで、行こっか」

「ちょっ、メグくん……!?」


まるでわたしの話を聞こうともしないメグくんは、そのままギュッとわたしの右手を握って歩き出した。



え、は……ちょっと、……手!!