由依「じゃあ明日の晩ごはんは魚ね♪」
と、由依は言った。
理佐「え……?」
由依「だから明日、学校の帰りに買いに行くのよ!」
理佐「え? 明日……?」
由依「そう!だから今日、帰ったら理佐のお母さんに言って明日の晩ごはんは魚にしてもらおう!」
理佐「えーー!!一人で行くのぉー?」
由依「あー………ん~…まぁあたしも行ってあげるから!」
理佐「ホントに?♪じゃあお母さんに言ってみるね♪」
そして家に着くとすぐに母に言ってみた。
理佐「お母さ~ん、明日の晩ごはん魚にしよー!」
母「え? 何? 今日じゃなくて明日?」
理佐「うん、明日♪」
母「あら、由依ぽんいらっしゃい♪」
由依「由依ぽん……???」
由依「あ……こんにち…は♪」
母「え? 何で魚がいいの?」
理佐「え…?」
由依「あ、あのぉ~…この前学校の帰りに美味しそうなお店見つけたので食べたいなーて言ってたんです!」
母「あ、そぉなの? じゃあ明日買ってきてもらおうかしら?」
理佐「う、うん……何買ってこよっか?」
母「いいわよ、あんたに任せるわよ」
理佐「やった!♪」
母「え?何、あんたそんなに嬉しいの?」
理佐「あ、いや……うん、私…お魚好きだから…」
母「んー? 何かそれだけじゃなさそうだけどぉー?」
母「まぁいいけど…」
母「じゃあ由依ぽんも明日うちで食べていきなさいよ、ね♪」
由依「由依ぽん……???」
由依「あ、はい…ありがとうございます♪」
理佐「あ、うん…由依、部屋行こう!」
由依「あ、うん…」
母「おやつ用意しとくから取りに降りて来なさいよ」
理佐「はーぃ♪」
第四十一話へつづく…