甘く、溶ける、君に。



もったいないくらい素敵な言葉を、気持ちを、ありがとう。



私も同じだよ、千輝くん。



変わってしまった部分はお互いある。変わっていないところもある。

だけど、全部含めて好きなんだ。ずっと、君だけがいい。




「……遥乃は覚えてるかわからないけど」


「う、ん?」


「『結婚する、迎えにいく』って小さい頃の約束、叶えたい」



千輝くんの言葉に、今度は私の目がまんまるになる。

驚いて、目をぱちぱちさせるくらいしかできない。


小さい頃した、あの頃の約束。絶対忘れてると思ってた。覚えてるわけないって思ってた。



引っ込みかけた涙がまた溢れてくる。じわりと、涙が滲んでくる。