甘く、溶ける、君に。




調理器具も調味料も綺麗に整えられていて揃っているキッチン。

料理ができる人のキッチンで、整理されている無駄のなさは千輝くんの真面目さを感じられる。



簡単に、卵とわかめを使ったおかゆ。


おかゆを不味く作ることの方が難しいけど、それでも千輝くんの口に合わなかったらどうしよう、とか。



料理は小さい頃からしてきて苦手でもないけど、千輝くんが相手だといつもは気にしない小さなことまで気にしてしまう。



出来上がったおかゆを千輝くんのところまで持っていく。



気持ちよさそうに寝ているわけではない。

苦しそうだけど、それでも起こすことには躊躇する。