「どこまでついてくるんだ。」

「え?。」

あ、ここどこ?駐車場みたいな…

「俺、車なんだけど、」

先生との会話に夢中で駅とは反対方向に来てたみたい、、。
車みたいだけど流石に送ってくれないよね。

「そっか、わかった。大人しくここで帰るね!」

「え、乗っていかないの。」

え、、???流石に先生の車に乗るのは、、でも乗りたい。。うーん。。。

「乗ります!乗らせてください!、」


先生の車は綺麗で、先生の匂いがした。
塾からそのまま帰った先生はスーツ姿で、運転している姿は大人な男の人だった。

運転も優しくて、駅までたった5分だったけど永遠にこの時間が続けばって思った。だから、、

「着いたよ」


「先生、電車まで後30あるからもう少しだけ、話せない?かな?」

勇気を出して言った。

「じゃあ車寄せなきゃじゃん。って、何してんだ俺。」


「ありがと先生」