「佳乃花ちゃん、今日はやらしてくれる?」

「永絆先輩…」

「もう僕は佳乃花ちゃんにしたくてしたくて堪らないんだ。佳乃花ちゃんは僕のものだよね」

永絆先輩は私を裏庭に呼び出し、学校の壁を背に押し寄せる。私はそんな永絆先輩の行動を受け入れる気持ちを整えた。

「…は、はいっ」

私はぎこちなく返事をすると、すぐにハムッと私の唇が覆われた。

「佳乃花ちゃん可愛いよ、好きだ」