野良狼と野良少女




「どういうことだヤノ」



「え、俺知らねえよ!?旺太とラーメン行くって言ったら一葉が忘れ物持って来いって言うから…」



「あのクソチビが…」





目の前の男の人は深い深いため息をついた。



オウタさんと、ヤノさんね……





……。





「……え」





「俺が今何言いたいか分かる?メイドサン」



「……えと、」





目の前のオウタサン…改め私の彼氏、一ノ瀬旺太くんはニッコリと笑う。





あ、ちょっと髪切ったな


髪の毛も染め直してて綺麗…





「一葉呼んでこい」


「ハイ、ごめんなさい」





圧に耐えきれずに私は一葉ちゃんの元へ。




耳元で事情を話せば、思ったより早かったなぁ…なんてため息をついて玄関に


…と思ったら奥にある個室に入っていった。