野良狼と野良少女



「あみにゃんは人見知りカナ?」



「え、えと…」



「そうなの〜!まだ体験で慣れてないから優しくしてあげて♡」





一葉ちゃんのメイドモード…いや、はずにゃん先輩恐るべし。



いつもの大声も、ギャル語も、罵倒も全部封印して完全にメイドになりきっている。




1時間一葉ちゃんの後ろをついて回って分かった。やっぱり私には…無理です





「おかえりなさいませぇ〜♡あ、あみにゃん玄関のお客様よろしくね♡」



「え゛…!」



「大丈夫だから、安心して行ってきな」





耳元でぼそっと囁かれて、座っていた席を高場強制的に立たされて玄関へ。



この格好でいるのを見られてると思うだけでもう顔を上げれません…





「は」

「うおっ」





目の前に見える足は2つ。




メンズのシューズを履いているから男の人。



でもなんか声が若そう…


というかこの靴どこかで見たことあるような…