野良狼と野良少女



「ヤダヤダ変えて消して、ついでに記憶から消して」



「やだね。あんだけびびって間に蛇置いてたくせに寝落た後すぐ俺に抱きついてきて」

「いやだいやだ、言わないで!恥ずかしい無理!」





穴があったら入りたい。

とはこのことでしょう


穴がなくても、自分で掘って入りたい。





「もう一緒に寝ない…!」


「それは俺が無理。拒否権なし。」


「寝顔なんて他の人に見られたくないよ、恥ずかしい」


「…まあたしかに、寝顔見れるのは俺だけでいいな。ロック画面はやめてホーム画面にするか」


「変わらないよ…!?」





結局必死の攻防もむなしく、ロック画面からは変えて貰えたもののホーム画面は私の間抜け面のままだった。



隙が出来たら勝手に変えて、ついでに写真も消そう。絶対。





「ほら、朝飯作るから顔洗ってこい」


「…それは私も手伝う。ちょっとまってて」


「はいはい」