ラムライムシュガー






絶対仕返ししてやる!っと、意気込んで催促した質問に、目の前のこの人は、晴れ晴れとした顔でわらう。


うらやましいくらいに、色素の薄い髪と、透き通ってみえる透明感のある肌が、より眩しく映る。




「旭(あさひ)。なかなかいい名前でしょ?」





ぐぅの音もでないほど、美しいその名前は、一寸の迷いもなく、たしかな希望の色を含んでる。




旭とわかれてから顔をあげて景色に目を向ければ、既にうっすらと空が白みはじめていた。


ゆっくりと、だけど確実に夜が明けていくその姿は、誰かに似て、清々しいヒカリを感じるにおいがした。







< ラムライムシュガー >

夜明け前には、極上の一杯を。




fin.