「あの……」


真剣にカレンダーとにらめっこするかがみさ んに声をかけるのは忍ばれたが、声をかける。



「なに」


「……キャラ、違いますよね……、ぐぎゃっ」


言いきる前に、腕を掴まれ引っ張られた。




「なに、ナコさんは俺にずっとあのキャラでいろと?」

「いだいいだいよ、いだいですってー」



ぐりぐりと頭をやられ、涙目になる。